織絵屋のブログ

おきもののことお気軽にご相談ください。初めての方でも、わかりやすくご案内させて頂きます。

織絵屋の松山です。田んぼの美しさに心潤う今日この頃です。今月もともにがんばっていきましょう。

 

本の紹介・・・(織絵屋の図書室で借りられます)

今年、私が読んだ本で、江戸時代が舞台になっている本を2冊ご紹介します。

「ぶらりなぞ解き 浮世絵さんぽ」・牧野健太郎著

町人も競って買い求めた「富嶽三十六景」や「東海道五十三次」などの浮世絵を拡大して、のぞき見できます。

 

浮世絵に描かれている人々や暮らしが解説されています。

 

「江戸を造った男」・伊東潤著

 

若い頃にカムイ伝という劇画を読んだとき、精霊流しで川下に流れてきたナスやキュウリを拾い集め、漬物にして売った男に、すごく興味を覚えました。

 

その男の名は川村瑞賢。

 

徳川4代将軍の時代、材木を扱う商人でありながら江戸の都市計画、日本大改造の総指揮者でした。

 

彼が東廻り航路や西廻り航路を開発し、全国の物産が江戸に集まるようになり、江戸の流通は一気に発展していったのです。

 

497ページですが一気読みするほどワクワクした本です。

 

今月の24節気 「芒種」 「夏至」

 

6月6日、芒種(ぼうしゅ)に入ります。芒(のぎ)のある穀物の種を播く頃。芒とは、稲や麦などの穂にあるトゲのような突起のこと。

 

現代とはかなりズレがありますが、芒種は忙種とも書き、種まきで忙しい頃とも言えます。

 

歌舞伎や能などの芸事の世界では、数えの6歳の6月6日に稽古を始めると上達する」という言い伝えがあるそうです。

 

21日、夏至(げし)に入ります。一年で最も昼の時間が長くなる頃です。

 

でも、21日の日没の時間は19:01で、最も遅いのは6月28日の19:09です。

 

また、イラン情勢で石油が大変なので、石油の節約にもなる和ロウソクでキャンドルナイトを楽しむのもいいですね。

 

一般的なロウソクは石油が原料ですが、和ロウソクは櫨(はぜ)の実から搾り取った木蝋(もくろう)が原料です。

第二回 きもので『おやつの会』

 

5月11日(月)、2名だけの参加でしたが、二回目の「おやつの会」を開催しました。

 

お菓子は、一昨年の地震から復興途中の輪島の農家さんの焼き菓子をお取り寄せ。

 

 カボチャ、サツマイモ、ピーマンの焼き菓子。

 

野菜を使った体にやさしいお菓子。美味しく優しい味の焼き菓子でした。

 

ミニきもの講座は、実際のきものや帯を触りながらなので、分かりやすいと好評でした。

 

6月20日(土)は小坂の明治の芝居小屋でお芝居を楽しむ予定です。ご参加ください。

 

今号も読んで下さり、ありがとうございます。

令和8年5月22日 

 

織絵屋の松山です。今回は、今、きものをファッションとして楽しむ女性たちに、最も人気の羽織について述べます。

 

羽織の始まりは、戦国時代の武士の陣羽織です。

平和な江戸時代になると、男性の正装として、袴に黒紋付羽織が定着しました。

しかし、羽織は男性の権威を表すモノでしたから、女性が羽織を着用することはご法度でした。

 

江戸中期になると、粋な深川芸者衆が、「芸を売っても女は売らいない」という意思表示の為に、羽織を着用し、羽織芸者とも呼ばれるようになりました。

 

その粋な羽織姿は、たちまち人気になり、町人の女性の間にも広がったことから、幕府は町人の羽織着用禁止令を出したほどです。

 

女性の羽織は、大正から昭和初期にかけ、外出着に重ねる丈の長い羽織が流行しました。

 

戦後は、余裕のない物不足の時代でしたので、丈が短くなり、また、重ねるだけで準礼装となる黒の紋付羽織や絵羽織が一世を風靡しました。

 

しかし、昭和の50年代になると、そのような羽織も徐々に姿を消していきました。

 

近年、羽織の優雅さ、ファッション性に気が付いた女性たちが選ぶ羽織は7分丈、8分丈の長羽織が主流となっています。

織絵屋の松山です。桜が終わり、新緑が映える季節です。今月もともにがんばっていきましょう。

 

函館旅行に行ってきました!

 

3月24日、私ども夫婦の結婚記念日なので、函館旅行に行ってきました。

 

函館は、今回で4回目ですが、いつ来てもコンパクトで素敵な街ですね。市電で安価に移動できるので好きな街です。

 

函館市電

私どものお気に入りの「函館工芸館」に寄って、孫へのお土産と私用に錫製のビアグラス、妻用に陶器のコーヒーカップを買いました。

 

後で分かったのですが、コーヒーカップは、盛岡の陶芸家・雪ノ浦裕一さんの作品でした。

 

錫のビアグラス&コーヒーカップ

今月の24節気「八十八夜」「立夏」「小満」

 

 

5月2日は八十八夜です。雑節の一つで立春から88日目になります。歌にもあるように茶摘みに適した頃とされています。

 

お茶が日本で広く栽培されるようになったのは鎌倉時代だそうです。 

八十八夜

 

5月4日までは春の土用です。無理をなさいませんように。

 

5月5日、立夏(りっか)に入ります。夏の始まりです。一年で最も過ごしやすい頃です。

 

この日は子どもの日で、柏餅が食べ物の代表ですが、なぜ、柏餅か知っていますか?

 

柏の葉は別名「ゆずり葉」といい、柏の葉は、新しい芽が出てくるまで古い葉が落ちないことから、「家系が絶えない」縁起物なのです。

 

 

 

柏餅

 

21日、小満(しょうまん)に入ります。万物の生長する気が天地に満ち始めることから小満といわれています。

 

 

小満は、蚕が盛んに桑の葉を食べ始める頃で、昔の養蚕農家にとっては一番の繁忙期になるお知らせカレンダーの役割がありました。

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

 

角館きものツアー

4月18日(土)、10名の参加で、きものを着て角館方面に出かけました。刺巻湿原の水芭蕉、西木町の春の妖精と呼ばれるカタクリ、角館の桜と、様々な花を楽しんできました。

 

生憎、途中から雨でしたが、平福記念館にある奇跡のピアノを使ったコンサートがあり、初めての体験で楽しかったです。

ランチでは、各々が着ているきものをお披露目して、共に学び、楽しみました。

 

5月11日(月)は『おやつの会』です。

織絵屋の松山です。今回は、麻(あさ)の着物について述べます。

 

大和言葉では、「あ」は全ての始まり、「さ」は田の神を意味し、初めて栽培した植物が麻だったのです。

 

古来、日本人の着物は麻素材でした。主な麻は大麻(たいま)と苧麻(ちょま)でした。

 

大麻は、日本人が縄文時代から着ていた着物の原点と言えます。大麻は、とにかく丈夫で実用的でしたので、庶民に木綿が普及する江戸時代まで、着物と言えば大麻でした。

しかし、戦後、GHQによる米国製の化学繊維を広めるための政策もあり、日本では大麻を自由に栽培することができなくなりました。

 

苧麻は、弥生時代から使われ、美しく進化した麻と言われています。繊維が細くてなめらかで、光沢があるので上品で、見た目にも「きちんと感」が出ます。

小千谷縮みや近江縮みなどの一般的な麻の着物は、苧麻から機械紡績したラミー糸で織られたものですが、洋服に使われる亜麻(リネン)に比べ、肌に触れた瞬間の涼しさが違います。

 

年齢を重ねると、涼しいだけでは物足りなくなるはずです。だからこそ、涼しさに品を足した苧麻の着物が似合ってくるんです。

織絵屋の松山です。お彼岸も過ぎ、春の到来ですね。今月もともにがんばっていきましょう。

 

『絆の一本桜』が完成しました!

皆様からの桜のメッセージカードに加えて、今回は城北小学校児童と北陵中学校生徒さんの協力もあり、およそ350枚のメッセージカードが集まり、立派な桜が完成しました。

 北陵中学校の校長先生から、来年も協力したいとの申し出を受け感激でした。

 

メッセージカードを寄せて下さった皆様、本当にありがとうございます。4月末まで展示していますので見に来てください。

 

家庭菜園のレイズドベッドを作りました!

 ここ2,3年、わが家の家庭菜園(2坪)は桜や松、カエデなどの根に栄養を盗られて育ちが悪かったので、レイズドベッドを作りました。

135cm四方の箱型に、木や腐葉土、そして土を重ねて60cmほどの深さにしました。

 

今月の24節気 「清明」 「穀雨」 「土用」

 

4月5日、清明(せいめい)に入ります。万物が若返り、清々しく明るく美しい季節になる頃です。清明とは「清浄明潔」を略したものです。

 

沖縄ではご先祖を供養する「清明祭(シ―ミー)の風習があり、お墓の前で、親族が集まりごちそうを食べる習慣があるそうです。

 

清明を代表する食材と言えばタケノコ。私はタケノコご飯を食べると「ああ、春だな!」と実感しますね。

東洋医学では、清明の時期は体内の陽気が集まり、ほてりやのぼせ、めまい、頭痛などが起こりやすいとされています。適度な運動で気の巡りを良くしましょう。

 

20日、穀雨(こくう)に入ります。春雨が百穀を潤すことから名付けられました。雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。

穀雨の時期に降る雨には、風情のある別名が色々とあるそうです。

 

甘雨(かんう):優しく降る雨。春霖(しゅんりん):長く降り続ける雨。木の芽雨(このめあめ):木の芽

の生長を助ける雨。瑞雨(ずいう):穀物の生長を促す縁起の良い雨。百穀春雨(ひゃっこくはるさめ):多くの穀物を潤す恵みの雨。催花雨(さいかう):花の開花を促す雨。春時雨(はるしぐれ):降ったり止んだりする雨。

 

17日~5月4日までは春の土用です。心身ともに不調を起こしやすい時期ですので、無理をなさいませんように。

 

きもので美術館!「レオ・レオーニと仲間たち」

 

3月14日(土)、12名の参加者は皆、きもの姿で岩手県立美術館に行ってきました。

 

レオ・レオーニは絵本作家としてだけでなく、グラフィックデザイナーや画家、彫刻家など様々な分野で活躍をしましたが、絵本作家としてデビューしたのは49歳のときでした。

 

カフェでは、各々が着ているきものをお披露目して、共に学び、楽しみました。

 

4月は、18日(土)、角館に行きます。

今号も読んで下さり、ありがとうございます。

令和8年3月20日 

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